破産は経営者の再出発のスタートです!

  • 今後が不安で仕方がない。
  • 今後の生活をどう再建するか?
  • これから住む場所はどこにすればよいか?
  • 会社をたたんだあとの仕事はどうすればよいか?
  • 従業員・取引先との関係はどうしよう?

当事務所の弁護士が親身にサポート致します!

会社の破産手続は経営者の皆様の再出発のスタートです。現在の不安な状況から抜け出した上で、今後の住居や仕事のことについて一緒に考えましょう。

法人破産とは?

法人破産とは株式会社などの法人が破産をすることです。
通常、連帯保証をしている社長も一緒に破産をします。
廃業・会社清算・倒産などとビジネス上は言うこともあります。

法人破産のメリット・デメリット

メリット

  • 経営者の人生の再スタートを切ることができます。
  • 経営者の将来に対しての不安がなくなります。
  • 会社名義の負債が全てなくなります。
  • (状況によっては)同じ事業を継続できる可能性があります。
  • (状況によっては)自宅に住み続けることができる可能性があります。

デメリット

  • 会社名義の財産は全てなくなります。
  • (特別な工夫をしない場合)今の事業を続けることはできません。
  • (協力してくれる人がいない場合)自宅を手放すことになります。
  • 取引先・従業員などに破産した事実が伝わります。
  • (連帯保証人になっている場合)社長個人も破産することになります。

会社の破産で心配なことと解決の方向性

今の不安の原因

現在の不安の原因は、次のようなものではないでしょうか

  • 「破産後の家族や自分の今後の生活が心配だ」
  • 「破産をするとたくさんの人に迷惑をかけてしまう」
  • 「今まで築いてきた信用を全て失ってしまう」

住居について

所有する自宅がある場合、自宅をどうするかという観点から考える必要があります。
もちろん、再出発のためには手放さなくてはいけないかもしれません。

他方、援助してくれる方がいる場合、破産手続後も自宅に住み続けることが可能なこともあります。

また、負債の額が住宅ローンを除いて5,000万円以下の場合には、社長が民事再生(住宅資金条項付小規模個人再生)を行って自宅を守る方法もあります。

仕事について

今の事業を続けたいか辞めたいかがポイントです。
今の事業を続けたい場合、法律に違反せずに続ける方法を慎重に検討する必要があります。
具体的には、事業規模を縮小して行う方法、第三者に事業を引き取ってもらった上で実質的な責任者として働く方法などがあります。

「破産をするとたくさんの人に迷惑をかけてしまう」

できるだけ迷惑をかけない方法で手続を進めていくことは当然です。
ただし、破産をする以上、誰にも迷惑をかけないということは不可能です。
一番大切なことは、皆様が大事なことの優先順位を決めることです。
家族・従業員・取引先・その他お世話になった方など色々な大切な方がいると思いますが、優先順位を決めることにより、自然と解決策が見えてきます。

「今まで築いてきた信用を全て失ってしまう」

確かに、一部信用を失うことはあるかもしれません。
もっとも、破産をしても、本当に大事な方との人間関係は続きます。信頼関係は続きます。
会社の廃業をきっかけに、今の人間関係をもう一度じっくりと考えてみることも必要だと思います。

法人破産で心配なことと解決の方向性

皆様にはそれぞれ心配なことがあるかと思います。
心配なことを弁護士に相談して、「解決できること」、「解決できないこと」をしっかり頭の中で整理しましょう。
そして、解決できることは今できる精一杯の努力で解決しましょう。

一度ご相談ください!

今後の方向性がみえてくれば、不安はなくなるはずです。
むしろ、私たちの経験からすると、
「破産をすることに決めてすっきりした」、
「破産の手続が終わってみると、何でもっと早くしなかったのかと思う」
という声が圧倒的に多いです。

破産手続は経営者を守るための手続なのです。
当事務所へのご相談の中には、会社経営者のご相談も相当数あります。
早めのご相談の場合、解決方法の選択肢が増えます。
「弁護士に相談してみようか」と思ったタイミングで一度お問い合わせください。