ここでは、個人再生の流れについて解説します。


個人再生とは

個人再生とは民事再生法に定められた手続きの1つです。住宅ローンがある方が住宅を手放さずに債務を返済していく場合等に非常に効果があります。個人再生の流れは他の手続き(破産・任意整理)等に比べて複雑なものとなります。

個人再生の流れ

1. ご来所いただいてのご相談

初回のご相談費用は無料です

2. 個人再生手続が可能かどうかの打ち合わせ

  • 住宅ローンの滞納の有無について確認
  • 自宅に住宅ローン以外の抵当権がついていないかについて確認
  • 今後の支払の見込み
  • 履行可能性があるかどうか確認
  • 住宅以外の財産の有無によって返済額が変わる可能性があるため、財産についての確認
  • 個人再生の今後の流れについて確認

3. 受任通知を発送

個人再生が可能と判断した場合法律事務所から業者に対して個人再生をする旨の債務整理の受任通知を発送。債務整理の開始住宅ローン以外の業者への返済を一度ストップ

4. 返送申立の書類を作成

貸金業者から取引履歴が法律事務所に返送申立の書類を作成。当初のご相談から申立までの流れで大体2ヶ月から3ヶ月かかることが多いです。

5. 裁判所に個人再生の申立

  • 住宅ローンは継続して支払う必要があります。
  • 裁判所から毎月数万円を積み立てるよう指示があります。(最後に同額が返金されます。)

6. 再生計画案の作成・提出

法律事務所にて

7. 再生計画の認可(許可)

裁判所が再生計画を認可

8. 返済

個人再生の許可によって減額された借金について返済

9. 借金問題解決

債務整理終了

個人再生の流れについての注意点

再生計画案の提出

個人再生の場合、再生計画案を裁判所に提出する必要があります。通常法律事務所で代理をしている場合には、この再生計画案の期限を忘れてしまうということはありません。

個人再生手続きにおいて、再生計画案の提出期限が過ぎてしまうと、せっかく今まで行ってきた手続きの流れが全て無駄になってしまうことがあります。再生計画案の提出を確実に忘れないようにしましょう。

住宅ローンの滞納を解消

個人再生の流れで注意すべき点は、住宅ローンの滞納についてです。住宅ローンの滞納があると、個人再生の申立をしても裁判所が決定を出してくれないことが多いです。

個人再生申立までに住宅ローンの滞納を解消しておくことが重要です。

税金の滞納がある方

個人再生の流れで注意すべき点として税金の差押があります。不動産について差押えがされていると、住宅資金特別条項付の個人再生の手続きができないことがあります。

税金の滞納がある方は、事前に役所と協議をしておくことが流れをスムーズに進めていくためには重要です。


ここでは、債務整理の方法のうち個人再生の流れについて解説しました。個人再生は複雑な流れの手続きですので、個人再生の手続きの流れの詳細、債務整理の詳細については弁護士等の専門家にご相談ください。