千葉県流山市平和台在住の郡司純恋様(仮名)の解決事例

相談者 20代 女性(会社員)
相談内容
借入先
の数
3社
担当
弁護士

手続き後の返済額

月々/約7万円→ 3万円

ご相談までの背景

郡司さんは、季節ごとに洋服やかばんを購入しており、また、旅行等にも散在をしており、気が付くと支出が大きく膨らんでしまっておりました。

気が付くと、日々の生活を送るためのお金も手元にない状態に陥ってしまい、生活のために何社かから借金をして、返済に追われていました。

郡司さんは、返済のためにお金を借りてはそのお金で返し、繰り返しているうちに毎月の返済額が7万円ほどに膨れ上がってしまいました。

当初は、洋服やかばん等の購入の散財を控えるようにして、何とか返済をしていこうと試みていたのですが、借金の利息を支払わなければいけないこともあり、なかなか借金元本の金額は減っていきませんでした。

そのような状況を何とかしたいと思い、当事務所にご連絡いただきました。

弁護士よりコメント

まずは各債権者に弁護士から通知を送り、毎月の返済をすぐに止めました。

郡司さんは、日々の生活を送るためのお金もない状況でしたので、毎月の返済が止まったことで、生活に余裕を生じさせることが出来ました。

次に行ったのは、郡司さんの収支の状況を一緒に確認し、毎月の支出で減らせるところを探し、家計の見直しを行いました。

家計の見直しを行うことで、自身の毎月の支出額について初めて把握される方も少なくありません。

郡司さんも、家計の見直しをして初めて、自分が毎月想定以上の支出をしていることに気が付きました。

郡司さんの場合には、食費や携帯の通信費が高額になっていましたので、食費の目安を設定し、携帯については、より安いキャリアに乗り換えを行うことにしたりして、毎月の支出額を減らすことにしました。

その上で、取引先金融会社と任意整理の交渉を行い、3社合計で毎月の返済額を3万円以内に抑えることに成功しました。

また、任意整理を行うことで、本来支払わなければならなかった利息を無利息にすることが出来る場合があったり、将来発生するはずであった利息をカットすることが出来ます。

郡司さんの場合も、任意整理の交渉により、本来発生するはずであった利息をカットすることができ、利息の支払いにより元本がなかなか減らないという状態から無事に脱することが出来ました。

こうして、毎月の返済額が減額できたことと、家計の見直しが出来たことで、再び、返済に追われることのない生活をすることができるようになりました。

家計の見直しは、お一人ではなかなかできなかったりします。返済が苦しい事情がありましたら、返済額の減額交渉はもちろん、一緒に家計の見直しも行い生活再建を全力でサポートいたしますので、お気軽にお問い合わせください。

本解決事例についての質問と回答・解説

Q. 任意整理をするとどれくらいの支払額になりますか?

A.基本的には36回から60回の分割払いとなることが多いです。最長で60回が多いです。
そのため、現在の債務の残高を60回で割った金額がうまくいった場合の月々の支払いになる可能性があります。
例えば、債務の総額が300万円の場合、月々の支払額が5万円程度になることがあります。

Q. 一部の債務だけ任意整理することもできるのですか?

A.一部の債務だけ任意整理することも可能です。一部の債務の金額が少額で、任意整理の費用をかけるほどでもない場合には、一部の金額の大きいものだけ任意整理を行うこともあります。
ただし、一部の債務だけ任意整理をする場合には、60回などの長期の分割に応じてくれなかったり、完済までの利息の支払いを求められることがあります。

Q.任意整理は何度もすることができるのですか?

A.原則としては何度もできるものではないと考えてもらった方が良いです。
もちろん、一度任意整理を行ったけど途中で支払いが滞ってしまった場合に、再度弁護士を代理人につけて任意整理が認めれる事例はありますが、信用性の観点からしても何度も任意整理を行うことができるものではないと認識してもらった方が良いと思います。


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